めざめの頃 2
私が味わった「自転車に乗ることの面白さ」とは何なのでしょうか?
それは、まず、「スポーツ」の面白さであったと思います。私は元来、スポーツが苦手、学校の授業以外ではスポーツしたことがなかったのです。自転車で通勤して生まれて初めて「スポーツすることの快楽」を見出しました。いやー、スポーツ最高ですね!
いきなり話は飛びますが、2000年公開『ハート・オブ・ウーマン』という映画がありまして、主演メル・ギブソン扮するは広告代理店ディレクター。彼がナイキの女性向けウェアCMのプレゼンを行う、というシーンがありました。
そこでメル・ギブソンが提案したCMは、たんたんとジョギングする女性の映像に、以下のような宣伝文句がかぶさるものでした。
「No Rule, No Game, Just Sport」
…つまり、「ルールはない、競い合いもない、ただスポーツあるのみ」、みたいな意味です。私が自転車通勤で味わった気分は、まさしく「No Rule, No Game, Just Sport」だったのだ! と得心いたしました。
スポーツというと、ルールがあったり、相手が必要だったり、色々面倒な面がありますけれど、自転車通勤は「No Rule, No Game, Just Sport」。誰でも簡単にほぼ毎日スポーツを行えてしまう! スポーツ嫌いだった私でも、スポーツの面白さの片鱗に触れることができたのであった。
ところで現代日本人は、「スポーツをしたい」という欲求を80%近くの方が感じており、しかし実際にスポーツをしているのは30%ほど、との各種調査があります。これがサラリーマンとなると、実際にスポーツしている人はもっと少なくなるのではないでしょうか?
しかし! 自転車で通勤を「スポーツ化」すれば、平日は毎日、スポーツできてしまう。「自転車通勤」は、世紀の発見といわれる青色発光ダイオード級の大発明であると言っても過言ではないでしょう。
もちろん、通勤を「スポーツ化」するのは、自転車だけではありません。ジョギングで通うとか、バスの席が空いていても座らず、つま先立ちで吊革につかまる(『巨人の星』参照)、というトンチもあるでしょう。
また、私の職場が自転車で平地を30分ほど、という距離、あまりしんどくない場所にあることが幸いでした。
会社がたとえばアイガー北壁頂上にあったとすれば、通勤を「スポーツ化」するには、ロッククライミングというスポーツを学ばざるを得ず、荷が重くて挫折したはずです。
…って、そんなわけのわからないことはどうでもよくて、自転車通勤しながら、「なぜ、自転車に乗るのは、こんなに面白いのでしょうか?」(コギコギ)「それはスポーツの気持ちよさでしょうねぇ」(コギコギ)「なるほど!」と自問自答しているうちに、私はそれだけではない面白さがあるのでは? …と思い始めています(コギコギ)。それは…(つづく)
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鉄バカさま
いえいえ「老婆心」などとんでもないです。コメントありがとうございます!
四十五キロ、往復なら90キロ、確かに通勤には遠すぎですね。
んで、私の場合、以前は自転車で15分くらいのところに会社があったのですが、その後30分のところに移転したのは、私にとってちょうどよいくらいの距離で自転車通勤させるためだったのですなぁ、と今にして思うのでした。インシャラー。
では!
私の仕事場は家から歩いて約四分です。自転車なら一分、と言いたいところですが、ヘルメットをかぶったり手袋をはねたりしているとそれだけでは済みません。いずれにしても、あえて自転車通勤する価値はありません。たまに四十五キロほど離れたところまで出稼ぎに行きますが、これは自転車通勤には遠すぎます。
誰もコメントしないようなので、老婆心ながら書き込んでみました。