10_okp

「トライアル」について

今回は前回のお約束の通り「トライアル」なるものの講釈を垂れたいと思います。どうも世間様では「トライアル」というものを正確に知られていないと思うのだ。という事で、今回はほとんど説明文になってしまいますが。。。まぁ、マメ知識のつもりで読んでください。

まず、「トライアル」というのは競技の名前です。昨今では、使用するテクニックを指して「トライアル」と呼ぶ事も多くなってきましたが、オイラに言わせると「トライアル」=「競技名」に他なりません。ちなみに日本で唯一の全国規模協会=「日本バイクトライアル連盟」では名前にもある通り、「バイクトライアル」と呼んでいます。ちなみに昔は「トリアルシン」と呼んでいました。

ルールは以下の通り。

会場には全長20~25mの短いコースを8~10個用意してあります。この短いコースを「セクション」と呼び、その中は「マーカー(矢印)」でクラスごとに走るところを指定されてます。コースは「ただこぐだけやん!!」ってクラスから「オレを殺す気かぁ!!」ってクラスまでその難度はイロイロ。ひどい時にはどう見ても「壁」にしか見えない所にコーステープが2本たらしてあって、「これなに? どうするの?」って事もある。さらに練習走行は出来ず、事前に出来るのは徒歩による目視のみ。今、冷静になって考えてみれば恐ろしい世界だな。さておき、これらのセクションを全て2回走って、足付き点数の少ないヒトの勝ち!!

シンプルに?書くとこんな感じです。「自転車版ゴルフ」又は「自転車アスレチック」、又はその両方を足してもらえれば、想像しやすい。。。かなぁ? 

さて、各セクションでは足付き一回につき1点が加算されます。各セクションでの最高点数は5点なので、4回までは足を着いてよいという事になります。ただし、こけたり、両足を着くと「自転車から降りた」と見なされいきなり5点になる。で、ルールを逆手に取って、「オレ、こんなとこムリ!!」って段差も、ワザと足を段差の上に着いて自転車を引き上げるというテクニックを駆使して、とにかく5点を避ける事もよくあります。話は逸れますが、この「ワザと足着いちゃうぞテク」は日本人が思いついた事だと語られています。発明者は、、、書くと本人が怒って今後の活動に支障が出るかもしれないので書けません。とてもエラいヒトです。また、各セクションの持ち時間は2分と決まっていて、これを超えてもいきなり5点となる訳です。

まぁ、こんな感じの「トライアル」ですが、その名の通り常に「トライ」する事が義務?付けられており、そのテクニックは進化し放題。バイクがストップして立っているのは当たり前。バックもするし、階段も段差も跳んで登る。飛び降りも前から横から後ろまでどこへでもいきます。その辺りはまた、そのうちに。

で、この「トライアル」ってのは面白いのか?という事ですが、オイラの答えは「モチロン面白い!!」。

なんせ、練習走行はないから、目視のイメージと実際の走行技術をどれだけシンクロさせれるかに全てがかかってくる訳です。そして、イメージ通りに全てをこなして、足付きなしでセクションを終えた時などはもう最高な気分!! いいぞぉ!!いいぞぉ!!って気持ちも盛り上がって、張り切って次のセクションへ入る。で、突然何でもないところで転んで5点。。。さっきまでの有頂天ぶりはどこへやら。。。目の前真っ暗のへこみ度428%(前セクション比)。トライアルの大会はセクションごとにいろんなドラマが生まれ、その都度「感情」の津波に翻弄され押し流されまくる。これが計16回味わえる。そして一日の競技を終え、その日の表彰台を観客として見上げながら、「オレもがんばったもんね!」「あの5点さえなければ!!」と負け惜しみを言える素晴らしく?楽しい競技なのであります!!

あぁいかん!! ついアツくなって長くなってしまった!!もっと深い話はまたおいおい語る事として、今回はここまで!!

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL

コメント6

okp :

選手に「オレを殺す気かぁ」って思わせるセクションは、見る側にとってはとても楽しいですよ♪
そして見るならやっぱり生が迫力あっていいですよぉ!!

>ユリアンさん
ダニ練頑張ってね。4月は16日に豊橋競輪場でデモがあります。

>yaezoさん
なんだか、いっつも何か食べてる気がしますが。。。
オレも負けずになんか食べよ!!

yamada :

はじめまして。トライアル全く知らないロード乗りなんですが、「オレを殺す気かぁ!!」ってクラス見てみたいです。

ユリアン :

okpさん、こんな時間にこんばんは!!(夜中ぁ

okpさんのデモンストレーション見たことないので、是非見に行きたいです!来月は愛知で行うみたいですね。
調べていこうと思います。

楽しんでもらうことっていいですよねー。
僕も、知り合いの方・通りすがりの方に楽しんでもらってるとこ見てると、幸せになれますので、頑張っちゃいます(笑)

お~~し、okpさんの姿見ながら、しっかり進んでいこうっと・・・。

いいシューに変えたので・・・気合いれてダニエル練習ッス!

yaezo :

「トライアル」は競技だとokp様がおっしゃっているのに、
デモを「トライアル」と呼んでしまう、おバカなわたしをお許しください・・・・!!!
てへ。

それにしても(とさりげなく話題を変える)、
okp選手の文章は、いつも後半部分が胸にグッときますね。
今後とも、素敵な文章でみんなのハートを熱くしてください。

yaezo@こんな時間にpizzaを焼きつつ(しかも生地から作ってる!)より

okp :

どもyaezoさん
okp@岐阜の明日はなんとか自転車に乗れそうな天気←まねっこ。です。

いやー、東京サイクルショーですか!!楽しかったですよ!デモしてるオイラも!!
実際にデモンストレーションと競技は若干感じが違いますが、「見てて楽しけりゃ良いのさ」って気分でいつもやってます。楽しんでもらえたようでほんとに良かった!!

>>なんだかレトロな合成ドラッグのような響きがします(笑)
トライアルに限らず自転車乗るのって素晴らしく気持ちいいし、常習性があるので、ある意味ドラッグですよね!!

yaezo :

okpさん、こんばんは!!!
yaezo@東京は明日も雨らしいですが、そちらはいかがですか、です。←長い。

いやー、トライアル。いいですね!やっぱりすごくCooooooLです!!!
去年の東京自転車ショーで、さまざまなテクニックを披露しておられたokp選手を思い出しました。
わたしはそれを、最前列で夢中で見ていました。
初めて生でトライアルを見たので、すごくコーフンしました。
やはりプレイしている人が楽しいと、見ている人も楽しい!のですね。
本当、すごくワクワクしちゃいました。

それにしても、昔のトリアルシンという名前。
聞いただけでトリップしてしまいそうですね・・・!
なんだかレトロな合成ドラッグのような響きがします(笑)

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。