連休の不運
連休1日目、渡良瀬遊水池に出かけた。風がひどく強い日だった。前から吹く風は進まないだけなので、がんばるしかないのだが、突風まじりの横風は恐ろしい。
風を切り裂く方向にハンドルを向ける感じで走ろうとするのだが、横風はなかなかうまくいかない。周回コースのような道では、風の方向がくるくると変わるので油断できない。
土手の上で、行き止まりの看板に目を奪われ、ペダルから足をはずした瞬間に、右からの横風にあおられ、自転車に押さえ込まれる感じでなぎ倒されて、土手を転がり落ちた。柔らかい草地なので、ダメージは全くないのだが、ちょっとした油断が悔やしい。
2日目、昨日の悔しさを取り返そうと荒川に出かけた。
何と「荒川マラソン」のスタートにぶつかってしまった。1万9千人のランナーが8m幅の河川敷を埋め尽くして移動する様には驚いた。自転車を引いて、土手の上を行けども、行けども、ランナーのうねりは続く。警備員に聞くと、通り過ぎるのに30分以上はかかるという。河川敷を走るのはあきらめて、上流に向かう。
やっと、コースに戻ることができたと思う間もなく、今度は背中にゼッケンをつけた人たちがぞろぞろ歩いているのに出会う。この辺りは、土手道だから、人が3~4人並んで歩くともう道いっぱいになってしまう。ここはサイクリングロードのはずだが、道はみんなのものだからと思い、止まったり、お願いしたりしながら走り続けるうちに、とうとうメイン集団の後ろについてしまったらしい。
これがまたすごい。密集した歩く集団だ。「すみませ~ん、通してくださ~い」ではどうしようもない状況である。歩く人たちは、数を頼みにマナーなんか全く気にしない。
あ~あ、せっかく今日を楽しみにして来たというのに!無性に腹が立つ。
しかし、精神衛生上よくなさそうだから、あきらめて引き返すことにする。
最後尾に近いところにいた関係者をつかまえて、「自転車だって走っているのだから、少しぐらいスペースを空けて歩く事はできないものか」と、文句を言う。
一応、すみませんと言うのだが、これはウオーキング協会のイヴェントで、参加者は2000人ほど。朝日新聞社が協賛していますと声が高くなる。朝日が協賛していると言えば、私がおとなしく引き下がるとでも思っているのかと、なおさら腹が立つ。
こんな時、自転車乗りはどう考えればいいのだろう。運が悪かったと思って引き上げるしかないのだろうか。
と、まあ、さんざんな連休だった。仕方ない、こんな時もあるさ!!
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人間、生きていると迷惑をかけたり掛けられたりしてしまいますよね。それを避けて窮屈に生きるより、そこで話し合って理解しあうのが豊かな社会だと思います。
「朝日が協賛」だとか「参加者2000人」だとか言ってしまうのは、話し合う態度としておかしいです。理解を求める事をせず、自分達に優先権があるような物言いでは、土屋さんが立腹されるのも当然です。
「ウォーキングはバチグンですよ。良かったら自転車を押して参加してみて下さい」ぐらい言えばいいのに。