自転車通勤は健康によい…のか?
いやー、よい気候になってまいりました。さて、桜もちらほら咲いてきたことですし、定説でもくつがえしてみるか!
本日、くつがえす定説は…
「自転車通勤は、健康によい」
…です! ババーン!
まず、身近な、信頼のおけるサンプルとして、自分自身をとりあげてみます。私、5年前に自転車通勤を始めて2ヶ月後、いきなり胃潰瘍になりました。
それまでまったく運動していなかったのが、[毎日必ず運動]という生活スタイルの激変に、カラダがビックリ仰天したからかしら? 胃腸に無理な負担を強いたかも? …と思っております。
自転車に乗って、お腹は空くのに胃がうけつけず、体重はみるみる減って、会社の健康診断では夢の「体脂肪率ひとけた」をマーク!(9%)
人呼んで骨川筋右衛門(ほねかわ すじえもん)、またあるときは『マシニスト』、ロードレーサーに乗るにはバッチリ! …なのですが、食べたいのに食べられないのは精神衛生上もよろしくなく、不健康きわまりない状態にたたき落とされてしまいました。
さらに、1年後、夜中になぜか咳が止まらなくなる症状が現れました。これはひょっとして、毎日、国道175号線でクルマの排気ガスを思う存分吸い込んでるからかーー?
自転車通勤者は、エアコン装備のクルマに乗ってる人より、純度の高い排気ガスを吸っていることに間違いなく、うーむ、このまま喘息になってしまうのか…? と怖い思いにかられ夜、眠れなくなっちゃう日が続き、カラダは疲れているのに眠れず、これまた不健康な日々。
さらにさらに、コケて手首を激しく捻挫すること3回、お股のデキモノに苦しめられること数知れず、ヒザ、腰の痛み…ETC。「自転車通勤は、健康によい」などと言ったのはどこのドイツでありましょう? 今年は日本におけるドイツ年。
しかし、カラダの調子が悪くても、あちこち痛いところがあっても、ひとたび自転車に乗れば、なんだか気分がよくなってくるから不思議です。手首を捻挫している時は、自転車の操作もおそるおそる、痛みを耐えながらの走行、しかしそれでも自転車に乗らずにはおられません。そして、私は、こう、ごちるのです。
「嗚呼、カラダの調子がよければ、もっと気分よいのに…」
そう、自転車通勤にとって、健康こそもっとも大事。健康でない自転車通勤は「お墓のない人生は、はかない人生」みたいなもの、つまり、
「自転車通勤は、健康によい」のではなく、
「健康は、自転車通勤によい!」
…と言えます。定説をくつがえしてしまいました!
そう確信した私、自らすすんで医者に行くことは皆無だったのですけど、胃潰瘍治療のため胃カメラを飲むのも朝飯前(胃の中を空っぽにしておかねばならない)、胃潰瘍・胃炎の原因菌のヘリコバクターピロリ菌も退治するわ、常からなるべく風邪をひかないよう手洗い・うがいを励行するわ、早寝・早起き、フンドシ一丁で乾布摩擦、笑いは健康の元、常時エヘラエヘラ笑っている…と、すっかり健康志向に生まれ変わってしまいました。
つまり、
「健康は、自転車通勤によい!」
↓
「自転車通勤は、健康であろうとする意志を強める」
↓
「健康であろうとする意志があれば、毎秒が健康になるチャンス!」
∴結論:「自転車通勤は、健康によい」…やっぱり定説はくつがえりませんでした! 終わり。
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みなさん、コメントありがとうございます!
★yaezoさん
胃潰瘍になるには、ピロリ菌をゲットしなければなりませんぞ。お裾分けできるとよいのですが、私は退治してしまいました。残念!
と、いうか、胃潰瘍は七転八起、じゃなくて七転八倒の苦しみです。もりもりご飯が食べられる幸福をかみしめましょう。
かみしめすぎに注意。5点
★タクヤさん
いえいえ、そんなそんな、タクヤさんのViva Fortvna! こそ、バチグンに読ませるじゃないですか!
(Author同士で讃え合う、power's cycle diaryは誠に美しいサイト)
> 自転車に乗るというチョイスをすることで、己の身体をより意識できる
まさしくその通りだと思います。
自転車に乗るようになって、忘れていた身体感覚がよみがえりました。
『ファイトクラブ』という映画/小説は、身体感覚を喪失した都会人たちが、殴り合う…みたいな話でしたが、自転車に乗ればよいのに…と一人ごちたのでした。
★ユリアンさん
やはり、自転車は身体によい! ということですね! 私もうすうす感じておりました!
ちなみに、yaezoさんは大丈夫です。きっと。
★YASさん
…トンチといえば聞こえがよいのですが、ただの屁理屈でございますよー。
> 「自転車における自己言及性について」
む! …これは難題です。「自己言及性」とは、自分について語るということでしょうか? 自転車乗りは、つい自転車の面白さについて熱く語って、まわりから引かれてしまいがちなのはなぜか? …みたいな?
うーん、なぜかしら? それはともかく、 「健康のためなら死んでもよい」…アメリカには、やりすぎの人が多そうで面白そうです。
では! よし、今日は半袖だ!
BABAさんこんにちは。
毎回展開されるBAの理論はとてもためになります。
特にトンチが垣間見えるあたり。
今回は「逆は必ずしも真ならず」というところでしょうか。
ところで私は今米国に住んでいるのですが、アメリカ人の行動をみていると、
「健康のためなら死んでもよい」
という理論のもとにbikeに乗っているような印象を受けます。
知らないうちに自己の目的を否定しているところが凄すぎです。
そこでお願いです。
そのうちお暇があれば、
「自転車における自己言及性について」
などというお題で講義をお願いできないでしょうか?
自己言及性と言えば(全然関係ありませんが)、
私は、自動車の排ガス浄化への取り組みとして、
「運転者の肺を用いた循環型in vivo排気浄化システム」
を米国立環境衛生研究所に提案しているのですが、
一向に採択される気配がありません。
ではまたー
そういえば・・高校から自転車乗る時間が多くなって、身体そうそうに壊したことない・・。
自転車の力ってすごいですねー。
・・・yaezoさんが心配・・・
進んで悪い方向に・・・。
yaezoさ~~~ん!御気を確かにぃ!!
「健康は自転車に良い」
ビビビッと来るエエ言葉やぁー。
余談ですが、彼女に「タクヤくんもBABAさんみたいな読ませる文章を書いたらどう?」と言われました。
「どう?」といわれてもナカナカこんな名言は書けません。
そうですよね!自転車に乗る=身体に良い、というわけでは無い。リスクもある。しかし自転車に乗るというチョイスをすることで、己の身体をより意識できる。
こういう理解でヨロシイでしょうか?
BABA先生、おデブなわたしも胃潰瘍になりたいです。
という文章をごはんをモリモリ食べながら書いているわたしには、やはり救いの手は差し伸べられないのでしょうか・・・?
しかし、先生のおかげで、今年の新たな2つめの目標ができました。
それは・・・・
その1:ハンガーノックになる!
その2:胃潰瘍になる!
です。精進します。