マラウイ、自転車と私。
ボクは2年間、青年海外協力隊としてマラウイというアフリカの国で2年間生活をしていたのですが、任期を終えて先日帰国しました。振り返ってみると、マラウイにおいてのボクの自転車との付き合い方は今までとは少々違ったような気がします。
日本やオーストラリアにいたときはとにかくロードレースが好きでレースにでることが楽しみの大部分を占めていました。ロードレースが楽しめる環境を探して自らそこへ出向いた。でもマラウイはそういう環境ではなかった。まず大好きなロードバイクに乗れない。レースがない。しかしこれくらいのことでは自転車依存症のボクを自転車から遠ざけるには不十分な障害でした。で、結局2万円程度のマウンテンバイク「ニシキコブラ号」を購入し、それと2年をともにしてきました。
で、自転車との付き合いですが、この2年間は旅の道具として自転車乗ってきたような気がします。もちろん、「A地点からB地点まで行く」だけではなく、他の協力隊員をそそのかして一緒に楽しみましょうと自転車旅行を押し売りしたわけです。協力隊員はバイタリティーのある人が多く、このような企画に乗ってくれる人はそこそこいるんですね。んー、美しきかな協力隊。
で、もっとよく考えてみると、旅の道具である以上にコミュニケーションの道具であったような気がします。なぜそう思うかというと、自転車で一人旅をした回数は数えるほどしかなく、ほとんどの場合、誰かと一緒に走っていました。一緒に走って経験を分かち合い、それを語る。そんなことが楽しみで走っていたように思います。ま、一日に走る距離が長すぎてそれが原因で自転車にもう乗りたくないという自転車拒絶症に陥ってしまった隊員もいますが・・・・
で、さらにもっとよく考えると、ボクにとって自転車は自己主張の手段なのかなと、そんなふうにも感じます。自転車はコミュニケーションの道具なんて格好イイこといっても話をしたければ何も自転車に乗らなくてもバスに乗るとか普通の方法があるわけですから。でも、自転車で友人宅に行くと、「お前、自転車で来たんか?あほやなー」といわれるわけです。これをいわれるのが自転車を乗るときの最終目的ではないのですが、でもそれが「フカオらしい」自分のあり方なのだといまさらながら思います。
最後にもう一度よーく考えると、今回の話、本ホームページの読者向けではないかも。だって、みなさん、すでに自転車乗るのが好きな方々で、いちいち「自転車ライフの意義」について説明する必要のない方ばかりですものね。楽しいモンは楽しい。好きなモンは好き。それで十分ですね。
失礼しました。
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>N.Aさん
こんにちは。やっぱりレースも移動も自転車が一番です。「アホか」といわれるのは自転車がアホみたいに好きだからなんでしょうね。
>待井さん
マラウイのような聞いたことないような国でも協力隊は入っているもので、ボクが赴任中も日本から自転車旅行をしている人がいました。マラウイのような観光資源が限りなくゼロに近い国に行く場合は協力隊はいい助けになるでしょうね。隊員のほうも日本人見るとうれしいですからね。みんなウェルカムですよ。
フカオさん、こんにちは。
マラウィでの活動、本当にお疲れ様でした。僕の走った当時、治安は問題はなかったのですが、その後、ニュースで治安が悪化したと聞きました。でも今はきっと安定しているんでしょうね。
海外走行中、何回も協力隊の皆さんにはお世話になりました。パナマ、グアテマラ、ニジェール、トンガ、そしてマラウィでも。世界中でバイタリティー溢れる日本の協力隊の方に出会えて、本当に良かったです。
「自転車で世界一周かい?あほやな~」
と言われても、世界を回る旅の手段は、やっぱり自転車が最高!ですね。
それでは失礼します。
「お前、自転車で来たんか?あほやなー」
これ大事です。人間楽したい生き物なので鉄道、自動車と自分に負担をかけないように移動するわけです。そんな常識の中で「チャリ」で行くのは正しく「チャリダー」の自己主張に他なりません。レースオンリーだと意外と「レースの環境だけ」で走ればいいので楽なもんです。でも、週末は京都から名古屋の友人の家にチャリで行くかと言うと周りから「アホか」と言われるわけです。でも、その話を聞いて「良いやん」と思うのが「チャリダー」かなと思うわけです。
どこでも行く交通手段を初めに思い浮かぶのはまず「チャリ」から、いくつになってもそうありたいものです。