02_tsuchiya

続・早春の田沢湖から

4月も終わりに近いというのに、この地域では桜の咲く気配もなく、枝は黒々と寒空に向かって伸びているだけだ。
今日は、雨に混じって霰が跳ねている。ともかく寒い。

寒い,寒いといいながら、2回のツーリングが、終わった。
お天気には恵まれたのだが、肝心の桜が咲かないのは残念だった。みちのくの小京都、角館の桜がお楽しみだというのに...。
しかし、例年なら咲き競うしだれ桜を求めて、多くの観光客が繰り出し、自転車を引いて歩くのも困難な武家屋敷通りを、すいすいと抜けられるのが、いいような悪いような今年の桜シーズンである。

週末の奥羽山脈沿の桜を楽しむ2泊3日のスケジュールが終われば,この春の私のツーリングはおしまい。自転車の整備をして,ブナの新緑の季節まで、しばしのお休みだ。

今年もまた、心に残るいい出会いがあった。
この季節の1泊2日のツーリングコースは、ママチャリにしか乗った事のない,本当の初心者に参加してもらうことにしている。

しかし、ロード・レーサーに乗るのだよと言っているにもかかわらず、700CX23のホイールを見ただけ、ビビってしまったり、自転車パンツをはいている私を見て,場違いな所へ来てしまったと思う人も少なくない。
要するに,ママチャリ以外の自転車を見た事のある人が、まだまだ少ないということである。

今年は,フラットバーのロード・レーサーの他に,ドロップハンドルを用意した。競技に全く関係ない女性たちに、最初からドロップハンドルの自転車に乗ってもらえるという確信が持てるようになったからだ。

フラットバーの欠点は、手首への負担が大きいということ。要するに,長距離を走るには向かない形だと言っていい。
長く自転車と関わりたいと思う人のためには、ドロップハンドルに乗る不安を取り除きながら,最初からこれでスタートしてみようと決めたのだ。

この挑戦は,うまくいっているような気がする。クリップペダルについても同じような事が言える。大事な事は、乗る人の個性を見極めながら,その人にふさわしいプロセスを踏みつつ進めることだ。
一過性でない本当の自転車乗りを育てるためには、何よりも最初が肝心なのである。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL

コメント0

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。