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CM評 AC公共広告機構 全国キャンペーン 公共マナー「生命線」

実はうち、TVがありません。NHKの料金不払いの言い訳ではありません。
TV番組自体は好きなのですが、見だすと中毒症状を起こして止められないので時間がもったいないのが理由です。友達の家、風呂屋、食堂などでTVがついているとついつい見ちゃうねんなぁ。同時多発テロのときなんか、TV→湯冷め→風呂のサイクルを5回ぐらい繰り返しました。

で、僕はTVで何が面白いかといえばCMです。(あとニュース)
映像のクオリティー、演出力、何をとってもTVドラマよりCMのほうがレベルが高いと思いますが、どうでしょう? 15秒とか30秒であれだけの物を創るのは、さすが俳句の国。

まあ、そんなこんなで、この前風呂屋でTVを見てて思わずフルーツ牛乳を噴出しそうになりました。

AC公共広告機構というやたらカ行の多い団体の「生命線」というCMです。→ACの「生命線」のページ

点字ブロックの上を白い杖をついて歩く白いスーツの男。
何台ものママチャリが、男に今にもぶつかりそうになりながらベルを鳴らしてすり抜けて行く。
最後は点字ブロックの上に停められた自転車につまづいてしまう。

よく出来たCMです。自転車で歩道を蛇行したり、点字ブロックの上に駐輪なんて持っての他です。このCMには「正義」があります。

フルーツ牛乳を噴出したのはその数分後です。自動車のCMが続いたのです。おいおい。目の不自由な人の権利を訴えた後に自動車のCM?調べたわけではありませんが、盲人の事故、特に死亡事故は圧倒的に対自動車のほうが多いやろ。そもそも自転車が点字ブロックのある歩道を走らざるえない理由は自動車にあるわけで、そう考えるとなぜACのCMで自動車が悪役で出てこないのか不思議です。まぁそこまで考えていないだけでしょうが。

ACが「生命線」を放送することは素晴らしいと思います。確かに現在の自転車のあり方に問題があるのも事実です。しかしより問題のある自動車を扱わないのでは弱者をダシに別の交通弱者を責めているだけでは無いでしょうか?湾岸戦争の時、廃油にまみれた海鳥を写して、「地球に優しくないイラク人をやっつけろ」みたいなのがアメリカであったのですが通じるものを感じます。

確かにこれだけ自動車のCMがあふれていれば、同じ番組枠で自動車を非難するCMはつくれないんでしょうね。こんなんとかが放送されたら、風呂屋で僕以外全員フルーツ牛乳でむせてそうですが。

いや僕、ACのCMが好きなんです。排水を人魚に頭からかけるCMなんか今でも思い出します。あとキッチンで覚せい剤を打ってるお母さんのやつとか。(ちなみに自動車のCMも好きなのがあります。)だからこそ、もうちょっとサイクリストのことも判ってほしいなぁと、それだけなんですけどね。


<付記>

実は目の不自由な人でも自転車に乗りたい人は大勢います。パラリンピックで見るようなタンデム車なら走ることが出来るのです。京都の団体でも数台タンデム車を持っているのですが、道交法によって公道での走行が出来ないそうです。例えそれが可能でも取り回しの難しいタンデム車では自動車事故が怖くて車道は走らせられないとのことでした。
サイクリングロードで走らせているそうですが、バンやトラックに大きなタンデムを積んでいく労力、コスト、時間の問題、またボランティアのパイロット(前に乗る晴眼者)の確保が難しく、頻繁には行えないと伺いました。

また同じことが車椅子の人たちにも言えるでしょう。自転車の駐輪問題で必ず出てくる車椅子ですが、車椅子での移動の敵は自転車だけではありません。
実際僕が怪我で1週間だけ車椅子で生活したとき、自動車のほうが邪魔だし怖かったのです。
まぁBicycleholicな僕の意見はバイアスがかかっていますが。
付け加えれば、京都では3輪のカッコイイ車椅子のレースがあるのですが、(確か毎年4月、今でもやってるのかな?)見学に行ったときに、車道は怖いので練習する場所が無いというお話を伺いました。

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駐輪スペース、4月から歩道上にも可能に 道路法改正(読売新聞) 道路法の第32条 続きはこのサイトで。

コメント3

タクヤ :

yaezoさん

こんにちは。カーカーキーキー種無し柿?柿のCMをTVでやってたんですか?
僕が子供のころ、奈良のローカルTVでは近所のカラオケラウンジのCMをやってました。番組のほうは、そのカラオケラウンジで酔っ払ったお客さんが歌っているのを生中継、たまにトイレに行ってて名前を呼ばれてもステージに現れない人もいました。優勝者には炊飯器やトイレットペーパーなど豪華商品が贈られるという番組でした。また見たい。

エー放置自転車に関しては話し出すと長くなるので簡単に。どうして京都の撤去場はあんなに交通の便が悪い上に遠い所にあるんだ?その上収入の9割ほどが高速道路の建設資金に使われていると聞きました。許せん!

MUGさん

なんかターミネーター2を思い出すCMですね。「スカイネット反対!テクノロジー反対!」というCMだったのでは無いでしょうか。BGMはきっとGuns'n Rosesだったはず。いやAC/DCだったかも。

中野浩一がそんなCMをやってたとは知りませんでした。あの人に怒られたらポイ捨ては出来ませんね。

MUG :

良いですね、ACの広告!

私も子供の頃に見たCMがトラウマの如く心に残っていました。
子供が公園で遊んでいて、キャイキャイ言っていたのに、フと気付けばさっきまで遊んでいたブランコは錆び付いて、周りは廃墟になっている、ってやつ。

大人になり、撮影場所が彼の有名な長崎の廃墟島「軍艦島」という事を知り、実際に行ったら・・・北斗の拳 実写版状態。
あのCMが何が言いたかったのか?正直覚えていません。が、一人の人間にインパクトを残したという意味では、ACやるやん、てね。

日本で最も有名な自転車選手のCMもACですしね。
「ポイ捨てっ、禁止ーっ!」一日中アレ聞かされた時は、さすがに・・・でしたが、中野浩一を説明する時に便利なのは「アートネーチャー」では無く「ポイ捨て」ですよね!

公共広告機構なのに、あんなプロパガンダでOK、ってのは幸せな事ですね。

yaezo :

わたしは、
画面の左右の端にカラスとサルの小さな人形があって、お互いに声をかけ競う(?)CMが好きです。

カラス「カーカーカー!」
サル「キーキーキー!」
カラス「カー!」
サル「キー!」
カラス「カー!」
サル「キー!」
カラス「カー!」
サル「キッキー!!!」

歌「和歌山の種無し柿ぃ~・・・♪」

というやつです。
ここ数年は見ないけれど、高校生のときからのファンです。

CMって、ちょっと頭を空っぽにしてみると、面白いですよね。
「この人、当たり前のことを、ナニをこんなに真面目に力強く言っているんだろう」とか
「・・・そんなに楽しいかネ?」とかね。
毎日見ていると、CMに対する耐性がついちゃって、面白くないんだけど、たまに何の心構えもなく見ると、ウケます。

CMとは関係ないんだけど、このあいだTVで放置自転車の特集を見ました。
路上に違法駐車してある自転車って、まず市とかの施設に行って、3ヶ月くらい持ち主を待ちます。ここまでは普通ですね。なるほどです。
そして、その後はどうなるのか・・・ブローカーによって引き取り手のいない自転車たちが集められ、中国や北朝鮮などに持っていかれるそうです。
けっこうショックでした。
以前に盗まれたわたしの3台の自転車も、きっと今頃は捨てられた挙句、どこかの国に盛っていかれて酷使されているのだろう・・・と。
みんなもっと、自転車を大切にー!

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