自転車はどこを走るべきか
2005年、夏。自転車はどこを走ればいいんでしょう。車道がいいとか、歩道がいいとか、自転車レーンがいいとか、どこでもいいとか、様々な考え方があるでしょう。
私は、車道も歩道も走ります。どこでも走ります。水上は無理です。でも、私が走るところはいつも決まっています。それは・・・安全なところです!やっぱり安全第1ですよね。
ところが自分で申すのもなんですが、安全なところを走れば良いというのには若干の違和感があるんです。安全という視点をつきつめて考えることにより、自転車がどこを走ればよいのかという問いに、バッチグン(猛烈)に前向きな答えを与えてみたいと思います。
少し前のこと、私は友人とロードで走っていたんです。並列して、あーだこーだ、テツアンドトモはどこへいった、などと話しながら走っていたんです。すると、ビー!!!ビビビビビビー!!!と後ろからやってきたバイク(正確には、サイドカー付きハーレー)にクラクションを鳴らされました。いやというほど鳴らされました。ビービー!
な、何事だぁ!ひょっとして、蜂の大群か?(注:bee=蜂だから)と、後ろを振り向いてみると、サイドカー付きバイクの走行会だったようで、何十台も同じようなバイクが連なっていました。あ、カッコいい。なんて見取れている場合ではありません。
クラクションを見境無く鳴らしたのは、その集団を率いる先頭の人、中年のおじさんだったのです。まあ自転車で車道を走っている限り、そのようなこと(バトル)はよくあることなので取り立てて驚くことでもないのです。しかしそのおじさんライダーはクラクションを鳴らすだけでなく、「邪魔や!どけー!」と怒鳴ってきたものだから、友人は「お前が邪魔や!」と言い返したのです。
私もよせばよいのに激しくアタック、信号で止まっているそのバイクに追いついてキキーとブレーキ(注:正確には小生の自転車のブレーキはゴムなので、キキーという金属音は発せられない)をかけて横に並び、カチャーンとペダルを外し、
「こっちは聞こえてるから、そんなにビービーならさんでもええねん!」
と言いました。
「邪魔や、ちゅうてんねん!」
と言い返してきましたので、
「聞こえたら道を譲るんやから、一回でええねん!」
と言いました。向こうは大層不満げでした。でも言い返すことがなかったのでしょう。
そんなことはいいんです。とげのある言葉を投げ合って得られるものなど何もないのです。言うべき事は次のことです:そのバイクには、何よりも私を驚かせたものがありました。おじさんの態度?NO。バイクの排気量?NO。何よりも私を驚かせたのはサイドカーの後ろに、立てられていた2本ののぼりでした。ななんと、そこには堂々と“交通安全”と書いてあったのです。
三角形の、交通安全ののぼり。そののぼりを見た私は、大いに考えさせられました。交通安全を標榜するその方は極めて安全に意識的な方に違いありません。一方の私達も車道を並列で走っていたとはいえ、自動車でさえ横を通ることが出来るほどの余裕はありました。安全を意識していたわけです。
(すみません、明日に続けます)
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真琴さん、こんにちは。
こちらこそ、無粋なものの言い方をしてすみませんでした。
最初の書き込みの量だけでは果たして真琴さんが、ちょっとだけ軽い気持ちで書かれた、のか、それとも少々サムいお方なのか判断がつきかね・・前者に違いない、いや、前者であって欲しい!との願いのもとに応答してみた次第です。
あーやっぱり前者だったんですね!よかったです、ホー!
にしても、やっぱり真琴さんは複数人でサイクリングをされたことがないんですね!やっぱり。そうじゃないかなーと思ってましたヨー
>むしろ私がここで色々勉強させていただかないといけないんだった
いえいえ、めっそうもございません!
真琴さんをはじめ、皆さんの書き込みで成り立ってます。ありがとうございます。
ほんとうに一度、走りに行きましょう!
>タクヤさん
「法律を運用したり解釈する時点でどうしてもグレイゾーンが発生する」というのは確かにそうですね。法律にグレーゾーンが考慮されているっていう私の発言も今考えると拡大解釈な気も……。
「それを守るかは別としても、僕も非常に大切だと思います。それらを知らないで走っているのが一番危険ですね。」とタクヤさんが仰る部分が今回の言いたかったことに一番近いかも。知っててやむを得ず臨機応変に対応するのと、知らないままでいるのは大きく違いますから。
先日 power さんからトラックバックをいただいてここの日記を知ったので、「これからよろしくお願いします」という段階ですが、またタクヤさんの記事でお話できればと思います。 ( 実は法律論は私もボロを出しそうでした )
>power さん
「真琴さんの一番最初の書き込みがいささか場の雰囲気を読んでおられず本末転倒であるように感じられた」というのが悩みどころなのです。チャットなどで喋ったり、また実際に会って話をしたりするときはどちらかというと ( むしろかなり ) 軽いノリな人間なのですが、コメントの時って必要以上に固くなっちゃうんですよね。元々は念のためこういう条文がありますよ的なコメントをするつもりだったのですが、論旨だけを完結に書いたせいか淡々としすぎてますね……
「複数人でサイクリングを~」の下りですが、残念ながらありません……。先輩にサイクリング大好きな方がいるのでいずれやりたいと思っていますが、まずは自分の自転車を手足のように乗りこなす練習からです。 ( まだ購入して 3 週間、しかも色々あって毎日は乗れていないのです )
というか、一発目に偉そうな物言いでコメントしてしまったけど、むしろ私がここで色々勉強させていただかないといけないんだった、とちょっと後悔。本当はもっと軽いヤツです、最初のと 2 つめのコメントは緊張してガッチガチに書いてるんです ! ( 今もまだガチガチやんという説も )
真琴さん、こんにちは。
>法律やルールを心がけて走行するということは、それ自体が「安全を確保し、気持ち良く走行することにつながる」という捉え方もできる
というご意見には私も賛成します。
しかし、真琴さんの一番最初の書き込みがいささか場の雰囲気を読んでおられず本末転倒であるように感じられたのは(すみません、私だけという可能性もあります。無礼な表現を何卒ご容赦ください!)、ただ単に法を振りかざしておられる風だったからです。
ここで、法律というのは何のために定められたものであるかということに立ち返る必要があると思います。道交法は交通における安全や秩序(ただし秩序も安全の中に含まれるはずです)を実現することを目的として定められたものです。
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道路交通法
(目的)
第1条 この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。
====
この第1条じたいからも明らかなように、“~資すること”を目的としているのであり、“防止する”わけではありません。当然のことだと思います。
道交法を守ることが最高度の安全や秩序をもたらすわけではないからです。
むしろ、安全に対する高い(あくまで高くなければなりません)意識を有しているならば、自然とそれは道交法に即したものとなるはずです。もちろん、自分の安全意識が十分に高いものであると過信することは非常に危険なことです。しかし、ある状況が安全かどうかを判断することは可能です。
安全を意識していること、そしてそれによって実際に安全(他者の安全も含める)や秩序が確保されているのであれば並行で走行していても何ら問題ないと思います。
ただし、今回の私の場合は現に後ろから来たバイクからビービーと鳴らされているわけですから、他者の安全を十分に確保できていなかったということになりますので以後は気をつけたいと思います。
ところで真琴さんは、複数人でサイクリングを楽しまれたことがおありでしょうか?
真琴さん、無礼を承知で偉そうにいろいろと申しましたが、こんなことを侃々諤々と議論したところで自転車の楽しさは全く変わりませんよね。
真琴さんと私、どちらも自転車が大好きな人間ですよね。今度一度、走りに行きませんかー!
なんだか法律論になってきたので、そろそろ僕はボロがでそうです。
真琴さんの最初のコメントの主旨は二つ目のコメントで理解できました。「法律やルールに対する捉え方」もそんなに違わないと思いますよ。
ただグレイゾーンに関しては、法律とは相容れないはずです。
グレイゾーンを明文化する場合、その範囲を明確にする必要が出てきます。果たしてそれを「グレイゾーン」と呼べるのかという点。
また法律を運用したり解釈する時点でどうしてもグレイゾーンが発生するのに、法律自体に「グレイゾーン」を盛り込む理由があるのか?という点です。
これを考えると、グレイゾーンは社会のインテグリティー(統合性?)の文脈で語られるべきものだと思います。
ちなみに道交法第十条(でしたっけ?)の例外は、本文と自己撞着をおこしているように思えます。だって「やむをえない」の解釈を放り投げてるし。
まぁ実際オマワリサンに「並列走行だめですよ!」と言われたら、こんな話はせずに「すいませーん」とヘラヘラごまかしてるのが僕の情けないとこですが…
「法律やルールを心がけて走行するということは」それを守るかは別としても、僕も非常に大切だと思います。それらを知らないで走っているのが一番危険ですね。
あまり本題からそれるのも良くないでしょうから、是非Diaryをご愛読いただき僕のページでまたお話出来れば光栄です。
道交法について話が出ているので私も思うところを書かせてください。
自転車を歩道に上げるか否かの議論をWEBで見るのですが、車道を走る権利だけを主張して、自転車側のルールが置き去りにされているような気がします。問題になっている自転車がきちんと交通ルールを守っていないのは、罰則があるのにそれを検挙しない警察に問題があると思うのです。以前、自転車で事故を起こした自転車に乗っている若い人とそんな話をすると、自転車は事故で大きな責任を被らないので何をやってもいいみたいなことをいうのです。
私も車にも乗るので自転車の危ない運転を見るにつけて、やはりある程度の罰則の適用をして、自転車でも危険な行為は罰金を取られる立場にあることを示した方がいいのでないでしょうか。
もちろん、自転車にまつわる理解できない法令があるのも知っていますし、若年層に対して罰則を理解させるもの難しいでしょう。ただ、公共の道路を使う以上は平等に罰則を受ける義務もある。その為に、どうすれば自転車を快適に使えるルールを作れるかが今の課題だと思うのです。
法律やルールは人が定めたものであるため、完璧ではありません。それはタクヤさんの仰るところと同じですが、法律やルールに対する捉え方が違うのだと思います。法律やルールを盲目的に守る必要はありませんし、そこからはみ出るものを認めないと言うつもりもありませんが、だからと言って軽視して良いものではないと思います。
この場合、「どうすればよいか」という疑問については「並進状態を改めて、一列で走行すれば良いのでは ? 」という指摘を行うと思います。
「歩行者は基本的に道路の右側をあるくべし」というのは道交法第十条を指しておられるのだと思いますが、そこには「ただし、道路の右側端を通行することが危険であるときその他やむを得ないときは、道路の左側端に寄つて通行することができる。」という但し書きがあります。要するに、グレーゾーンが存在することも考慮されています。
それに対し、今回の power さん達の並進については「一列走行ではなく並進でなければ危険である」理由や「やむを得ず並進する必要がある」理由というのがどうしても想定できません。グレーゾーンが無く「並進する / しない」の明確な判断基準があるため、「並列で走っていたとはいえ~」という時点で「安全に対する意識」が欠けていたのではと思いご指摘をしたわけです。 ( 警音器云々は、「だからと言ってハーレーの人が全面的に正しいわけではない」という意味で書き添えました。 )
もちろん、 power さんが次の記事で言っている「さっと手をあげることによって、相手を満足させる(相手を立てる) → 自分もかなりの満足 → 両方HAPPY → 楽しいサイクリングを続行!」というのは現実的な解だと思いますし、法律だルールだと小難しく持ち出すよりもスムーズに双方が気分良くなれると思います。しかし、法律やルールを心がけて走行するということは、それ自体が「安全を確保し、気持ち良く走行することにつながる」という捉え方もできるのではないでしょうか。
powerさま、横レスすみません。
タクヤさま。
>僕はこう考えます。ルールは必要。でもそれを完璧に守る必要は無い。どうしても守らないとならないルールと、自由の間にはグレイゾーンがある。そのグレイゾーンの中で融通をきかせて、細かいことはお互いある程度許しあって生きていくほうが良い。
この見識に大賛成です。
今、この件に関する自分のコメント読み返すと
法律至上主義の様になっていた事にガクゼンとしたのですが(NETってムツカシー!)ホントにその通りですよね。
たとえば「軽車両は原則車道の左側を走行」という法律解釈を振りかざしながら
「一時停止」の標識をキチンと守っている自転車乗りがどれほどいるのか?
少なくとも私は「停止線で停止して左右確認をしてから進行する」自転車など見た事がありません。
なぜなら法律上、軽車両においては所謂「白キップ(警告)」を切られるべくこれらの違反が
見逃されているのが現実だから…。
斯様にルーズな道交法に於ける自転車の存在の恩恵を受けている立場としては
某所から吹き出した今回の様な議論は「今のままがイイんだ!そっとしておいてくれ!」
というのが本音ではないでしょうか?
最後に、原則車道派に送るトリビア(というほどのものでもありませんが)
歩道の通行を許される「普通自転車」は全幅60センチ以下である…。
私の6台の愛車のうち、この要件を満たすのはロードとピストの2台だけです(笑)
真琴さんの意見に質問です。
道交法違反は理解できるのですが、だからどうすればよいかの指摘はありません。真琴さんは道交法に疑いを持っていない立場から「道交法違反=説明する必要もなく守るべき」というお話をされているのでしょうか?
もしそうだと仮定すれば、「歩行者は基本的に道路の右側をあるくべし」という条項についてどうお考えになりますか?
もしそうでないとすれば、どうすればよいと思いますか?
僕はどうもルールや法律にアレルギーがあるようで、そのためついキツイ言葉になっていたらスイマセン。
僕個人の意見としてはルールは最低必要限以上は、出来るだけ少ないほうが良いと思っています。なぜなら人間がつくるルールというものは完璧でなく、必ずそこからこぼれてしまう人達や例外がでてくるからです。もしルールが絶対であるという立場から例外を扱うことになると二つの方法しかありません。
ひとつは更にルールをふやして例外に対処する方法です。そこからはみ出す例がある場合はその上更にルールを増やしていきます。人間が神様に成らない限り終わりはありません。
もうひとつは、はみ出す者を認めない方法です。
強制的にルールを守らせる、もしくは自由を奪ったり、抹殺してしまうという方法です。
僕はこう考えます。ルールは必要。でもそれを完璧に守る必要は無い。どうしても守らないとならないルールと、自由の間にはグレイゾーンがある。そのグレイゾーンの中で融通をきかせて、細かいことはお互いある程度許しあって生きていくほうが良い。
そして個人的に言えば「並列走行」だとか「警笛ならしまくり」なんて法律を持ち出す必要のない細かい問題だと思うのですが...
>軽車両が並進すること自体が道交法違反
ご指摘ありがとうございました!
以後注意します!
横を通ることが可能な余裕があったか、安全を意識していたかに関わらず、軽車両が並進すること自体が道交法違反です。 ( 並進可の標識がある場合は除く )
もちろん、邪魔だという理由で警音器を鳴らすことも違反ではあるのですが。