パリ~ルーベ
ところで、自転車はどこを走るべきか? と問われたら、何をおいても「舗装したての車道」と答えたい! …って言ってること変わってる気がしますが気にしません。
と、いうのも私の通勤経路にあたる九条通や葛野(かどの)大路のリファイン完了し、さらっぴんの車道を走るのはすこぶる気色よろしい! と一人ごちておるわけですが、逆に使い古しの道路は、ボッコリ穴があいてたり水道・ガス管工事パッチワークでガックンガックン、ガラスの破片が散乱してたり、大事なロードレーサーで走れやしない。古来より、タタミと車道は新しい方がよい、と申しますけどまさにその通りですな。
閑話休題。これまで私の記事を読んで、数億人の方が「よし! ワシもロードレーサーで通勤してこましたろ!」と思っておられるかと存じますが、「ロードレーサーは軽くて細くてデリケート、耐久性・実用性に劣り、長持ちしないのでは…?」と、ためらっておられるのでしょうか?
って誰にきいているのかよくわかりませんが、確かに、細こいタイヤ空気キンキンのロードレーサーではガクガク車道は走りにくい。
どうしてマンホールや排水溝は車道の左端っこにあるのん? 華奢なロードレーサーが走るのですから、ガックンガックンしないよう道路デザインしてもらいたいもんである。ロードレーサーはとってもデリケートなのよ! プンプン!
…と鼻息を荒くしていたのは昔の話。そんな私の甘ったれた考えを吹き飛ばしたのが、スカパーで見たロードレース「パリ~ルーベ」であります。
「パリ~ルーベ」、第1回は1896年、今年2005年で103回目を迎えた、と申しますからツール・ド・フランスより歴史が古い。「北の地獄」と異名をとるそうで、ツール・ド・フランスみたいにきれいくて広々した道路を走るのがロードレースって感じ? とはまるで違うのが「パリ~ルーベ」。
「パヴェ」と呼ばれる石畳区間が約26ありまして、そこを選手たちがガックンガックン、ガガガガガガククククククとものすごく振動しながら走りまくります。なかにはガクガク過ぎて、バイクカメラが走れない区間があるときも。
ステージレースなら、よく、選手同士がのんびり談笑する風景が映されますけど、「パリ~ルーベ」で談笑などとんでもない話、しゃべったら舌かむで!
ツール・ド・フランスにしてもジロにしてもブエルタにしても、テレヴィ見ながら「嗚呼、私もいつかこんな道をのんびり走りたいものよなぁ…」とつい一人ごちるのですが、「パリ~ルーベ」の場合は、ぜったい無理! まさに地獄、拷問状態です。
さらに雨が降れば、敷石のすきまの泥が流れ出し、落車とパンクの大盤振る舞い、解説=白戸太郎さんの叫び声「あーっと落車です!!」「おーっとパンクです!!」ファンの方なら、なんべんもなんべんも聞くことができ大満足間違いなし。
「パリ~ルーベ」で使われるロードレーサーは、フレームやホイールは頑丈さ重視、タイヤも太め、バーテープを二重に巻いたりゲルを入れたりと石畳対策が施されているそうですが、ふーむロードレーサーって結構ガタガタ道でも走れちゃうのね、と、私はそれ以来、車道の荒れをあまり気にしなくなり、きれいに舗装されたアスファルト車道を走れる幸せをかみしめたのでした。
そう、ロードレーサーは意外に頑丈、日本の車道なんてめちゃくちゃなめらか、マンホールなど気にせずガンガン走りまくりましょう!
…と調子にのってガンガン走っていたある日、む、ブレーキシューがコスレてる………ホイールがフレてるやん!! なんてこともありますので、ほどほどに。
「パリ~ルーベ」を一度ごらんになれば、日本のガタガタ道も全然平気、雨の日に自転車に乗るのもヘッチャラになることウケアイ、ぜひ、みなさまもどうぞ。ってやっぱり舗装したての車道は気持ちよい、という話でした。おしまい。
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>フカオさん、こんにちは!
> 外環(醍醐から山科への道)は地下鉄の工事をずっとやっており
そうですね、昔は京都市内も工事中の道路が多かったですね。最近は西大路御池のあたりが工事中。でも、なぜか、葛野大路延伸とか、油小路がずどーんとつながったりとか、(特にクルマにとって)道路事情はよくなっていると思います。
おかげで、今までクルマ通りの少なかった道が混雑するようになってしまいました。
私の自宅前は、一車線一方通行の生活道路なのですが、クルマの交通量がグン! と増えてやかましくて仕方ありません。早く、一億総自転車通勤の世の中がくればよいのになぁ、と思っております。
それはともかく、さすがに私、ダートの道はロードではよう走りません。
>@わさん
続報ありがとうございます! こんな記事もありました。
CNN.co.jp : 米大統領、アームストロングさんと私邸でサイクリング
http://cnn.co.jp/usa/CNN200508210014.html
ふーむ、引退しても何かと話題をふりまくアームストロングさんなのでした。
アメリカ大統領とツール・ド・フランス覇者のネタ続きです。
http://news.goo.ne.jp/news/picture/reuters/20050821/JAPAN-185278.html
ボクもロードバイクでガタガタのところをあまり気にせずに走るヒトです。
その昔大学生だったころ、宇治から山科経由で京都の左京区まで通学ライドを毎日していました。当時、外環(醍醐から山科への道)は地下鉄の工事をずっとやっており、道はボコボコでしたがいつも全開で走ってたのが懐かしい。九条山もひどかったなー。
ちなみにマラウイではダート走行中、よくリム打ちをしてパンクしてました。(あ、マウンテンバイクで、です)ダートを数十キロ走ると舗装路のありがたさはよーく分かりますよ。