09_nodera

イタリア遠征2~Japanの位置。

イタリア遠征レース2日目、レースをスタートすると隣に元チームメイトのマッテオ・カッラーラ(以前このブログで紹介しましたね。)が並んできました。「ノデラ日本チャンピオンになったんだろ?凄いな!」と声をかけられました。その事を言われとても嬉しかったのですが、私が彼に返した返事は控えめなものでした。もちろん自分でも‘日本チャンピオン’は一番の目標であったし、それを手に入れた誇らしい思いは一生変わりません。しかし、世界の強豪犇くロードレース強国『イタリア』で走る彼の前で、‘ナショナルチャンピオン’を同じように語る事に抵抗があったのです。

テレビのインタビューを受ける!!

<写真:テレビのインタビューを受ける!!>

「イタリアチャンピオンとは違うよ」と言う、私の言葉に対して彼が示した反応は想像通り。「そんな事は無い、何処の国でもチャンピオンは素晴らしい!」と言うものでした。しかし、直ぐその後に、私が予想していなかった答えを聞く事になりました。

「ジャポネーゼは以前とは違う。以前より、とても強くなっている。そうだろ?」

この言葉ほど、ロードレース発展途上国JAPANのチャンピオンである私を勇気付けてくれた言葉はありませんでした。カッラーラは、その言葉を冷やかしでも慰めでもなく、真剣な表情で言ったのです。彼は5月のツアー・オブ・ジャパンや、私がこの遠征に参加する直前に、日本人選手が見せた素晴らしい走りを見て、本気でそう思ったに違いありません。

日本のロードレースのレベルは、まだまだ世界には及ばない。しかし『強い選手に着いていく』だけの以前の走りから『強い選手を苦しめる』走りを見せ始めた日本選手は確実に増えている。少しずつではあるが、世界との差は日々埋まっているに違いない。それをヨーロッパの強国に強く印象付ける日は、直ぐ目の前に迫ってきているはず。

イタリアの朝焼け

<写真:イタリアの朝焼け>

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コメント3

Nodera :

エスロクレーサーさんこんにちは
そうですね、過去の人たちの努力を引き継いで頑張らなくてはですね。そして続く選手に何かを伝える事が出来れば幸いです。

skd さんこんにちは
今はレースでもなるべく他選手の印象に残る走りを目指しています。もちろん日本からの応援の声も多く感じ、励みにしていますよ!!

skd :

野寺さん、こんばんは。

日本人はとても強くなっている、とのコメント、大変うれしいですね。
同じヨーロッパの人気スポーツ、サッカーでは多くの日本人が活躍しています。
同じように自転車でも活躍する日はきっと来るものと思います。

本場のレースで存分に走って「日本のチャンピオンはただ者ではない!」と思わせちゃってください。
そして、声は本場まで届きませんが日本でたくさんのファンが野寺さんたち日本人選手を応援していることを、
どこか心の片隅に置いて走ってくれればファンとしてもうれしいです。

フォーミュラの世界でも始めに生沢徹がいて後に中嶋が続き今の佐藤琢磨があるように、ロードレースでも今中
市川両氏の後を福島兄弟や野寺さんが受け継いできているわけです。
どんな世界でも「ローマは一日にして成らず」毎日の地道な努力の継続だけが大輪の花を咲かせるのでしょう。

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