Kyoto LOCO5大ニュース、トップ3は、、、<
いや今それどころじゃないんです。Kyoto LOCOなんて何ヶ月も前の事のような気がする…
何故かSan Franciscoに来ています。
そして何故か知らない人の家で、ビールを飲みながらこれを書いています。
PCが使えないのでメモ帳です。なんでココにいるんだろう?眠い。今何時?
ことのおこりは1本の電話だったなぁ。
夜の10時、用事を済ませて鴨川の遊歩道、家路を急ぐ僕。
「もしもし横浜のヤナケンです。タクヤさん、サンフランシスコ、略してSFに行ってもらえませんか?」
「あぁ、Bicycle Film Festival、略してBFFの件ですね。でも今お金が8000円しか無いんです。」
「飛行機代だけは何とかしますよ。」
「えぇー!いいんですか?行きます、行きます!」
「じゃあ明日横浜に来てもらって、明後日のフライトという感じで。」
結局、チケットが手に入らず、出国は三日後だったけど慌しかったなぁ。
KAZEの皆が、カンパと言うと僕が受け取らないと気を利かして、自転車の修理代だ、何だかんだと4万円ほど都合してくれた。
で、久しぶりの飛行機。今回は自転車のチェックインも出国検査も引っかからず、機体もエンジンの取り替えや、フラップの故障も無く、スムースな門出だった。フライト中、ずっと窓から空を見ていたせいでシバシバする眼と、寝不足の頭でSF空港に到着、今回は入国検査も税関も素通り、爆弾騒ぎも無く、ここまでスムースだと逆に不安だったなぁ。旅行っぽく無いな。
BFFのBrendtが電話をしても出ない。自転車の入った箱を抱えて、空港で一人ポツーン。
いや、そもそも彼との連絡が簡単だったら、ワザワザここまで来る必要は無いもんな。
とりあえずダウンタウンに行ってみる。市バスに乗り込むとやっとアメリカに来ている実感がわく。ええ天気やなー。北カリフォルニアのひなびた空気と青い空。こっちは真昼間やけど日本は夜明け前かぁ。などと考えているうちに街の中心に着き、道端で自転車を組む。鴨川からサルベージしてきた小径車からは、未だに水がポタポタ垂れている。
とりあえずメッセンジャーが集まるエリアに行ってみよ。マーケットストリートにある通称TheWall。あれ、あんまり居ないな、3人だけか。チラチラ見てると向こうもジロジロ見返してくる。なにしろコッチは無印良品のサビサビの20インチ。とりあえずZoバッグを見せてみると表情が変わる。そうやねん僕もメッセンジャーやねん。一番おとなしそうなTatooをしている奴に声をかける、
「ハーイ、僕、日本のメッセンジャー。実は人を探してるねん。Bicycle Film Festival、略してBFFの主催者、Brendtって知らん?」
「BFF?もちろん知ってるぜ。面白いらしいな。でもブレントってのは知らねーな。ワン-ポストであたってみな。いまならきっとJoがブラブラしてるぜ。」
「サンキュー。あんたはタバコ吸うか?日本のタバコだよ。」とピースをあげた。
ポストストリートとファーストストリートの角、One-Post。
ここも3人しかいない。男二人と比べれば、それほどイカツクない女の子に声をかけようとしたその時、後ろから突然だみ声が。
「ヘイ!なんでZoバッグ背負ってるんだ。おまえもCourier(メッセンジャー)か?」
ごつい眼の座ったオッサンが話し掛けてくる。
「そ、そうやで。」
「名前は?」
「タクヤ」
「俺はJo。俺のこと知ってるか?King-CourierのNosmoは俺の兄弟だ。あいつはNoSmo・King、俺様はJo・King。ハッハッハッ。タバコ持ってるか?」
「Nosmoは知ってるけど会ったことない。これ、日本のタバコやけどドーゾ。」
「オオーPeace!知ってるぜ。Eric・ZOが時々吸ってるぜ。ペッペッ!フィルター無いんだな。葉っぱが口にくっ付くな。おまえEricの友達か?日本人だな。Timmyは日本に行ってたな。俺はKyotoLOCOってレースを聞いたことがある。ペッ!」
「EricもTimmyも友達やで。KyotoLOCOは僕達KAZEでやってるねん。ところでBFFの…」
「ヘイ!おまえはグレートだ。Timmyを呼んでやるから待ってろ。オイ!だれか俺のダチのためにNextell(無線一体型携帯)でTimmyを呼んでやれ。待ってる間に飯喰うか?おまえ飯は喰ったのか?俺は今働いてないから、もう喰った。6thに美味いブリトー屋があるぞ。俺は横の酒屋でビールを買うから一緒に行くか?行くよな。ペッペッ!」
「行く。ところでBFFのBrendtって知らん?」
「誰に聞いてんだ。ペッ!知ってるわけねーじゃねーか。Timmyに聞けよ。」
という訳で6thストリートのメキシコ料理屋。何年かぶりのスーパー・ベジタリアン・ブリトを齧っているとTimmyが来た。
「タクーヤー!」
「Timmy!久しぶりー!」
ハイファイブ(手のひらバッチン)してハグ(抱きついて肩バンバン)
「いつ来たんだ、Nihonjin?オレの髪型変ったから判らなかっただろ。ヘヘッ冗談だぜ。」
「1時間前。前はピンクのモホークやったね。青いのも似合うよ。」
「あたりまえだぜ。何処に泊まってるんだ。オレんちに泊まれよ。とりあえず飲みに行こうぜ。」
「いやTimmy仕事中…」
「去年のLOCOは最高だったな。ヘイJoオマエも行こうぜ。」
「この時間ならMontgomeryのバーにしようぜ、Timmy。俺は一杯だけ飲むつもりだ。オマエはこの日本人のダチにおごってやれ。俺もおごってやる!」
「未だ昼間やん。それにBFFの…」
「そうしよう。タクヤKAZEの皆は元気か?CMWCは行ったのか?行ったのにSFに寄らなかったのなら殺してやる。ヘヘッ冗談さ。BFFって言ったか?BFFは最高だぜ。Ursulaは覚えてるか?オレの彼女だ。オマエはKyotoでアーシュラとオレを泊めてくれたから、今日はウチに泊まれ。合鍵も作ってやる。」
「と、とりあえずバーに行こか。そこでゆっくり…」
「ヨーJoグズグズすんなよ。飛ばすぞ。」
「Timmy後ろから俺様に轢かれねーように気をつけろ!」
「ま、待ってぇー!Mama-cyariやねんから。」
この辺からは記憶がアイマイ。疲れてたもんな。久しぶりのAnchorSteam(SFの地ビール)も「日本じゃ夜やし。」なんていい訳しながら、美味くてついつい飲んじゃったし。
「そうか、BFFで来たのか。Nextellでいろんな奴に聞いてやったけど、ドコに居るかは判らないな。どうしようJo?」
「俺も悪いけどはBrendtって野郎は聞いた事がねーんだ。働いてないから、探すんなら付き合うぜ。」
「オレは仕事に戻る。これが電話番号だ。終わったら何時でも電話してくれ。合鍵は作っておくからな。」
「オマエ自転車屋は行ったか?どっかの自転車でパンフを見たぞ。」
SF到着最初の1時間でこの大騒ぎ。果たしてBFFのBrendtには会えるのか?
(いや実は会ってもう日本に帰ってきてるけど)
続く
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