Bicycle Film Festival 2
立ち尽くす僕の横でBeckとソックリなお兄さんがモップで床掃除をしている。
「もしかして、この絵を描いたTaliahってSFに来てるの?」
「残念だけど来てないんだよ。僕もその絵好きなんだなー。」
「ショボーン。ところでBFFのBrendtって知らん?」
「奴ならあと1時間くらいしたら来ると思うな。」
「ハー、良かった。やっと会える。一日中探しててん。」
「よく解んないけど、良かったね。」
ギャラリーは又来れるので、待ち時間を利用して近所にあるSFBC(サンフランシスコ自転車連合)に挨拶しに行くことにする。隣に事務所を持ってるクリティカルマスの創始者、Chris Carlssonにも挨拶しとこう。「悪いんだけどKyotoのCritical-Massは無くなっちゃた。」って報告しとこう。
と思ったらSFBCは引っ越してて、これをまた探すハメに。こういう時、自転車って便利ですね。結局SFBCを見つけたら1時間経ってた。まあいいや。エレベーターで最上階へ。いかにもビジネスマンのおじさんが僕が自転車をエレベーターに持ち込むのを全く気にしないのが面白い。
最上階の窓から遥か向こうに、MTBの産まれ故郷、Mt.Tamが見えている。
「ハーイ、何か御用?」
「あ、いえ、ちょっと寄ってみたんだけど、あれ?何これ?」
SFBCのオフィスの机の上に京都の地図が!えっ!これ僕もチョット手伝った、環境市民の地図やん!
「あぁ、アナタMiwaのフレンドね。残念だけどMiwaはもう日本に帰ったわ。」
「Miwaってミワさん?あの人ココに居てたの?何してはったん?」
「インターンで来てたのよ。彼女に会いに来たんじゃないの?」
「ちゃうねん。どこから話せばイイのか…BFFのBrendtって人を探してたらね、TheWallで…」
「あら、Brendtならソコに居るわ、ヘイBrendt!」
「エー!!!エー!!!あんたがBrendt?」
「……ハーイ…君だれ?」
「探しててん。やっと会えた。日本から来てん。」
「…あ、そー…?…ヘイ、ニック日本からボランティアが来たよ…えーっと何て名前?」
やっと会えたBrendtは無精ヒゲで眼は充血、しゃべり方は寝言のよう。
もしかして、これはKyoto LOCOスタッフ状態?
恐ろしい予感が…
続く。
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