勝利への執念
昨年末に書いた日記、見ていただいた人はいますでしょうか?私は軽い気持ちで通い始めたスポーツクラブの一角で、いきなりの敗北感を味わうことになりました。おおよそ良い一年であったと、年末ボケ真っ最中だった私に襲い掛かったいきなりの出来事。しかしそこは負けっぱなしにするわけにはいきません。ある作戦を考え付いたのです。
「そーだ!チャンピオンジャージ着て行っちゃちゃおー!」
NICEアイデア!自転車選手は自転車から降りたら、オーラが薄れ一回り小さく見えると聞いたことがあります。そうです。私のフィールドは自転車の上。そのオーラを少しでも見せるにはこの手しか無い!!
と、いう事で早速作戦決行です。普通のスポーツクラブに、ただ一人派手派手サイクリングジャージに身を包み飛び込んでいきました。そしていきなり思ったのです!!
ちょ、ちょっと恥ずかしいかも・・・
いやいやいやいや、そんなこと思っちゃぁいけません。私はサイクリスト!このジャージを自信満々着こなしてこそサイクリスト!!なんか文句あるンかぁ~怒!と、マッスルマンが集う'本気部屋'に道場破りのごとく飛び込んで行ったのです。
・・・やっぱり勝ち目は無いかも、だってみんなスッゴイ重そうな重りを持ち上げているんです。私はやっぱり彼らより明らかに軽ぅ~い重りを手に取り、『やっぱり早くかえろ…。』と再び敗北寸前です。そこへ、目の前に立ちはだかる強者の一人に話しかけられました。
『にーちゃん、それ自転車のウエア~け?かっこいいな~。どっかチームとか入ってるの?』
『そーなんですよ。一応プロなんです。』
『へーでも、白いジャージカッコエ~やん!』
『え?そ、そうですか?実はこれ日本チャンピオンジャージなんです。』
一瞬その部屋の空気が変わりました。黙々と重りを上げていた人の動きが止まり、皆の視線が私に集まってしまいました!あ、あれ聞こえちゃいました(焦)?←(だって聞こえるよーに言いました。)
『うっへ~チャンピオンさんけー。凄いなー。応援してまっせー。』
『い、いや~照れますね~。ありがとうございます。』
…勝った!ついに勝ちました!感激涙。
この部屋に居るすべての人々の尊敬の眼差しを一身に受けながら、軽い重りを上下させるスピードも1.5倍程加速したのです!!

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