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ヘルメットは肯定だけど愛着はない

学生の時分にはロード競技をやっていましたので、ロードに乗る際にヘルメットをかぶらないという選択肢は私には事実上ありませんでした。非着用これすなわち即出場できないということでしたし、かぶるのは当然だと無言の教育をされてもいたからです。そんな私は、ここ10年近く同じヘルメットを使い続けていました。すごいでしょう? 後半の5年くらいは頻繁に使用していたわけではありませんけど。で、その10年ヘルメットには昨年の夏、あるレースに出たときにゴール前で転倒した結果、お別れをすることになりました。バハハーイ。またね。

それに愛着があったかどうか。腰を落ち着けて考えるまでもなく、愛着はありません。私はヘルメットに興味が無いようです。以前は無意識に、そして今は仕方なくかぶっている保険以外の意味はありません。

なぜそう思うようになったかを説明します。必死にロードに乗ることをやめてから、ヘルメットをつけずにロードに乗りに行ってみたのです。軽い罪悪感もあったものの、驚くべきはその爽快感でした。なんなんだこのすっきりした頭の軽さは! ヘルメットが無いって堪らない!ブラボー! 危険と引き替えに更なる爽快感を手に入れることができる。それがヘルメット未着用サイクリングの魔力だったのです。いや、極めて愉快痛快ですよ、ヘルメット未着用は。

とはいえ私も大人になりました。危険に身をさらす興奮に疲れを感じ始めたので(本当はレースに出たかったので)渋々新しいヘルメットを購入しました。ヘルメットを買うのは10年ぶりです。ヘルメットを新調して吃驚しました。軽いんです。今までの半分くらいの重さじゃないでしょうか。上に引っ張られてるんじゃないかしらと感じる(誇張)くらい軽いのです。テクノロジーが進歩してCPUの速度が300MHzから2GHzに上がる間にヘルメットも軽量化が進んだのですね。こんなに軽いなら、着用するのにためらいは不要になる、かもしれません。でもやっぱり着用してない時の方が爽快です。

ということで、私がかぶりたいヘルメットは・・・
「あれ、髪、染めたの?」
「ううん、これヘルメットだよ」
こんな超軽量・超薄型ヘルメットです。

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