闘えVELOTAXI その1
皆さんはVELOTAXIって知ってますか?
ドイツ生まれの軽車両の名前、またそれを日本で運行するNPOの名前でもあります。
以下車両のことは「VELOTAXI」、組織のことは「ベロタクシー」とします。
VELOは自転車、TAXIはタクシーのことです。 “ヴェロタクシー” が正しい発音に近いのですが、子供でもお年よりでも発音しやすいよう、日本では「ベロタクシー」と呼ばれてます。ちなみにドライバーはVELOTAXIを「ベロタク」とか「ベロ」と愛情を込めて呼んでます。
最近は愛知万博で走ってたり、近頃何かと評判の六本木ヒルズの、唯一明るい話題がVELOTAXIだったりしたので多分ご存知でしょう。昨年から今年にかけては「日本におけるドイツ年」だったので、ドイツ製のVELOTAXIがその絡みで取り上げられることも多かったようです。今回はVELOTAXIのお話です。なんでメッセンジャーがこんなことを話すのかというと、タクヤは何故かVELOTAXIの修理をさせて貰ってるのです。言ってもお手伝いって感じですが。
ここからの話は「お手伝いタクヤ」の個人的な意見です。ベロタクシーの公式な見解ではないことをお断りしておきます。
VELOTAXIといえば未来的なデザインと派手な広告を纏っていることで、どうもイベント的な乗り物というか、遊園地で走ってる乗り物の仲間みたいに思われる方もおられるでしょう。しかし実は日本では「環境共生都市推進協会」というれっきとした環境NPOがやっている、エコな乗り物なのです。
近頃はネコもシャクシもeco、お題目のように唱えてエコって言っときゃ、排気ガスを出そうがミルクに砒素を入れようがOKみたいな勢いなので、辟易としている方も多いでしょう。僕もそうです。しかしベロタクシーは正真正銘の硬派なエコロジーをやってるので一緒にしないで欲しい。
またNPOっていい加減な団体が多く、特に日本ではNPOの意義が殆ど理解されていないのもあって、怪しいイメージすらあるようですが、環境都市推進協議会はグッドデザイン賞 http://www.g-mark.org/search/Detail?id=29378&lang=ja を受けるくらいキッチリした団体です。それも車体ではなく組織運営のデザインで賞をとったのです。そこんとこお間違え無く。
ちょっと詳しい方は「エコなんて言ったって電動アシストついてるやん。」と突っ込むかもしれません。そして充電器のコンセントの先には原子力発電所が・・・そりゃそうや、普通の自転車に乗ってるほうがVELOTAXIよりナンボかエコなのは事実です。
しかーし、ベロタクシーが企んでいるのはそんなレベルの問題ではない! 代替交通システムの構築がベロタクシーの究極の目標なのです。化石燃料を燃やして排気ガスを出す内燃機関だけに頼らない交通システムの先駆になろうとしてるんです。未来からやってきた乗り物がVELOTAXIなのです。
「あんな性能で自動車の代りは無理。」という人もいるでしょう。その通り。VELOTAXIは自動車の代りには成れません。
しかしベロタクシーが公道を走るための法整備を行い、実際に運行し、多くの人々に認知され、既成事実をつくっておけば、将来的に代替交通システムの運用が容易になるのです。日本での代替交通の先鞭をつけたのは紛れも無くベロタクシーなのです。VELOTAXIが走るまでは、エコ車両が現実に合法に公道を走るるなんて誰も思ってなかってんから! 学者や政治屋や環境団体の中には真剣に考えてる人達もいたのだけど行動は起こさなかった。自動車、二輪メーカーにいたっては・・・これは後で書く。
さて、そんな素晴らしい我等がVELOTAXIは日本の16都市で走っているのだが、エッヘン、実は日本で最初に運行したのは京都なのだ!って僕が威張ることじゃないですね。今でこそノウハウを譲ってもらった各団体が各地方でVELOTAXIを運行していますが、最初のスタッフは皆京都の人なのです。ちなみに東京、大阪(休業中)、名古屋、そしてもちろん京都は今でも彼等が運営しています。京都の自転車カルチャーの面目然りです。
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こんにちわ。
うちの高校の英語の教科書のプログラム9はヴェロタクシーについてです。
その名も"Velotaxies zip along"
森田さんも載ってます。
皆様コメントありがとうございます。VELOを盛り上げていくのに是非お力をお貸しください。「闘えVELOTAXI」は長いお話ですが、ご愛読のほどお願いいたします。
ところで僕は今ものすごく忙しくてコメントへのお返事が難しい状態です。ごめんなさい。
何が忙しいかというと、Bicycle Film Festival Tokyoというイベントがもうすぐあるんです!http://www.bicyclefilmfestival.com/jp/2006/index.html
コチラもそのうち記事にしますのでどうぞ宜しくお願いします。
渋滞により失った時間を取り戻そうとしてドライバーは抜け道に入ってもスピードをゆるめない。さらに迷惑駐車、排気ガスのポイ捨て、騒音などの『迷惑』し放題である。「迷惑さえかけなければ」という「公共感覚」がいつのまにかに消え失せてしまっている。
モラル(公共感覚)に富んだ安心安全な「公共空間」を取り戻すためにベロタクシーは走る。
京都・東京・愛知万博・ベルリン・アムステルダムで、VELOTAXIに乗りました。
やはり、もの珍しさから一度は乗ってみよう!という感じで。
日本のドライバーは丁寧な運転ですが、外国のドライバーは(頼んでもいないのに)グラベルでリアタイアを滑らしての走行をして楽しませて(怖い思いをさせて)くれました。
ベルリン・アムステルダムでは領収証をもらえましたが、京都・東京では、たまたまなのか両方とも「領収証を切らしています」と言われて貰えませんでした。
一緒に乗った友人曰く「タクシーと名乗るなら、領収証を切らすか ふつう」と。
日本・外国とも、良い面・悪い面があるようです。
Takuyaさん、素晴らしい記事をありがとうございます。
ベロタクシーはちょくちょく見かけるのですが、
お客として乗った人の感想ってどんなものなのかが気になります。
いや、それよりも、どんな思考が働いてベロタクシーに乗ってみようという
ことになるのかが気になります。
観光地に行くと人力車が走っていることがありますよね。
あれに乗ってみるのに近い感覚で人々はベロタクシーに乗るのでしょうかねえ。
値段は知りませんが、もし、ベロタクやメッセンジャーの方が高かったとしても、あえて、エコを意識して利用する方が増えるといいですね。
子供達の未来を思うと、そんな環境があればナァと、ちょっと意識しました。