00_takuya

闘えVELOTAXI その2

「京都が誇るVELOTAXI」というお国自慢が前回のお話。でもこれドイツ製やねんなー。
日本の技術力をもってすればもっと優れた車両を創れるはずなのに、なんでドイツ製?

VELOTAXIを見にきた某二輪メーカーの方は、「大した事無いですね。我が社でやればもっと良いものが造れます。」とのたまわれたそうだ。しかし、理由はどうあれ「やらない」のでは、いくら技術力があったって「できない」のと同じだ。「やらないというのは、できないというのと同じです。」って小学校で習わんかったんかなぁ? 日本のメーカーにはVELOTAXIのような車両は造れなかったのだ。確かに後になって愛知万博でヤマハ、ブリヂストン、ナショナルがベロのソックリさんを造って走らせたけど、飽くまで技術力のアピールというスタンスで、それらを量産して交通システムを進歩させようなんて気概は無く、あれは所詮ポーズだったと僕は勝手に納得しています。ともかく日本にはVELOTAXIのような車両は無かったのです。

ココから先は見てきたような事を描きますが、実際現場にいた訳じゃないので、事実関係に間違いがあったらご勘弁の程。

とある雑誌にカッコイイ乗り物の写真が載っていた。ある京都の青年がそれを眼にした。全てはココから始まる。

彼の名は森田記行。人々と関わる仕事をしたい、世界をよりよい場所にしたいと常々考えていた彼のアンテナに、何かが引っかかった。調べてみるとこの乗り物はスタイルだけでなく、それを運営する方法も非常にユニークなのが判った。車体に広告を載せる事で収入を出し、運賃だけでは成り立たないこういう事業をなりたたせているのだ。ともすれば経済活動を否定して足腰が弱くなる環境事業とは一線を画している。そんなことも考えた。(かもしれない。)

ドイツ語が出来る人を見つけ、ベルリンにメールを送った。その行動力と熱い思いがドイツのVELOTAXIにも伝わった。森田の活動にGoサインがでた。新しい交通システムの普及のため、あえて会社組織ではなくNPOを設立した。

そのNPO「環境共生都市推進協会」は、ベルリンのVELOTAXI社から車両を買うことになった。まず10台。事業名も判りやすく「VELOTAXI」とした。そしてこの組織にベロタクシーのもう一本の柱となる細尾が入ってくる。
ところで、なぜ尊敬する森田さん細尾さんを呼び捨てにするかというと、この文章は現在「プロジェクトX」モードに入っているからなのだ。

購入資金は貯金や借金を注ぎ込んだ。ドイツからの運送費も馬鹿にならない。
京都市や府、国から一切の援助は無かった。

幸いなことに京都には宝酒造という会社があった。この会社は環境問題に重きをおいていて、単に経済性だけでなく日本の未来の環境を踏まえた活動を継続して行っている。ミクロで見れば環境への出資は企業活動にとってマイナスだが、マクロな視点からはプラスになる。ってことをシッカリ判っている会社なのだろう。詳しくは「緑字企業報告書」http://www.takarashuzo.co.jp/environment/greenpdf/ を見て欲しい。ベロタクシーへのサポートも話題性を考えたスポット的な宣伝ではなく、将来を見据えて持続的に行ってくれている。

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コメント4

タクヤ :

コメントありがとうございます。

Takedaさん ほんまや。でも僕はビール派なんで缶チューハイ飲まないんですよね。この写真のチューハイは撮影中に偶然通りかかった千葉の方に頂いたものです。ヤラセではありません…ある意味ヤラセ?

京都マニアさん ほんまや。気がついてませんでした。そう、伝説のKyoto LOCO2004 Tシャツですね。ちなみに写真の2zさんは世界中のメッセンジャーレースに出場しておられます。

asuraさん ほんみゃーだわ。って間違えてますか?失礼。 リニア造る1パーセントのお金だけでもVELOTAXIに頂けたら、どれだけのことが出来るかを考えると
モッタイナイ話です。ウチはミリンはタカラです。

asura :

確かに万博会場内にベロタクシー居ましたね。
万博で人気のリニモは、今では閑古鳥が鳴いて青息吐息。
5年後には廃線になっているかも。
こんなことなら、リニモ開発費を全てベロタクシーにつぎ込んでピストン輸送した方がエコだったがね。
まー、名古屋人は見栄っ張りだでかんわ。
今夜から缶チューハイはタカラ!

京都マニア :

VELOTAXI社長の隣に座っている日本人が着ているTシャツは、ひょっとして「KYOTO LOCO 2004」?

takeda :

パッと見たとき一番下の写真が「缶チューハイならTAKUYA」に見えました。

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