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「マイヨ・ジョーヌへの挑戦」上映会

それは初秋の風もさわやかな、2006年10月12日のことであった。

京都クラブ・メトロ(http://www.metro.ne.jp/)では「メトロ大學」と銘打ち、セミナーやら講演やら映画上映やらを催しておる。

そのメトロ大學、『マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会』上映会がある、と聞きつけた私は、取るものもとりあえず出かけたのであった。

午後5時にメトロに入ると、ブラッキー氏が待ちかまえていた。

ここで賢明なる読者諸兄は疑問を感じるであろう。なぜ、開場1時間半も前にメトロ入りしたのであろうか? と。

と、いうと、私はブラッキー氏と一緒に「司会進行」をするのであった。どわー!

ブラッキー氏は大学からの友人である。かれこれ20数年来のつきあいだ。思い出が走馬燈のように脳裏をかけめぐる。

そんな感慨はどうでもよくて、メトロのバーカウンターでダラダラとビールを飲んだりしていると、やってきました! 本日のスペシアール・ゲスト、前日本チャンピオン野寺秀徳選手! ロードレーサーにまたがって登場である。

私が野寺選手に会うのはこれが初めてではない。野寺選手とは以前、このパワーズサイクルダイアリーのいわゆるオフ会で、「こがし味噌ラーメン」をすすった仲である。プチ自慢である。

「どうもお久しぶりです!」と挨拶もそこそこに、さっそく野寺選手、ブラッキー氏、遅れて登場メッセンジャー風(KAZE)タクヤ氏、かくいう私、しつらえられたステージに上がり、いきなりトークショウ開始である。観客はまだ誰もいない。アホである。

ほいほい調子を合わせてくださる野寺選手、さすが前日本チャンピオンである。
チャンピオンはこうでなくっちゃ!

タマちゃんや、パワーズサイクルダイアリー管理人さんも現れ、広大なメトロフロアは、サイクルファンではちきれんばかりである。ウソである。こじんまりしたフロアに、ポチポチのお客さんだ。

む! 少ないかもー? でも平日の夕方6時半開演じゃあ勤め人にはキツイよね? まいったまいった、と一人ごちるうち、6時半の開場時間になった。

昨夜は、ブラッキー氏から「子供の教育問題にもの申す!」とのお題でお話をうかがったのだ。私の司会進行がグダグダで、ブラッキー氏も苦笑気味、どうにもグダグダだった。

その反省から私は本日もっぱら「あいづち係」に徹した。

するとどうであろうか。聞き手=ブラッキー氏、語り手=野寺選手、合いの手=私+タクヤ氏と見事な役割分担が自然と出来上がり、ここに一ヶのゴールデン・カルテットが出現したのであった。

その日の野寺氏のお話の白眉は、世界選手権に出場したときの思い出であろう。

今年の世界選は、日本でも生中継がある! ということで、「日本での放送開始時間前に集団から遅れてなるものか!!」と、めちゃめちゃモチベーションが上がった…とのこと。

ここで私は日本のロードレース振興の秘策を思いついたのだ。すなわち、テレヴィのゴールデンタイムに試合をオン・ジ・エアすべし! どうだ!

他にも愉快な、タメになるお話あり、「ノデラヒデノリのすべて」と題するカルトクイズあり、和気あいあいと夜はふけ、おおむね1時間の歓談、観客との交流ののち、私は大胆にも野寺選手にひとつの質問をぶつけたのであった。

「野寺選手、また京都に来てくれるかな?」

「いいともーー!」野寺選手はいきおいよく応えた。ホントいい人です。

その後、映画『マイヨ・ジョーヌへの挑戦』上映。2004年ツール・ド・フランス100周年記念大会を、エリック・ツァベルを中心に追ったドキュメンタリーである。ツァベルがメインなら、『マイヨ・ベールへの挑戦』と違うんか? と問い詰めたい気持ちをグッと抑え、鑑賞に及んだ。

DVDのプロジェクター上映なんで画質はイマイチでしたが、さすがクラブ! 音響がめちゃめちゃ良い! 臨場感100点満点、お釣りが2円。意味なし。

結局ツァベルは絶不調、代わりと言っては何ですがタイラー・ハミルトンの落車、ホセバ・ベロキの落車、アームストロングの落車、ウルリッヒの落車が映し出され…って落車だらけ。

かようにドラマティック落車が目白押し、この年は面白かったナー、と、感銘的に一人ごちたのでした。

こうしてメトロ大學は成功裡に終了したのであった。野寺選手、ブラッキーさん、タクヤくん、そして会場を埋め尽くした善男善女諸氏、メトロ・スタッフ殿、お疲れ様でした!
…レポート遅くなってすまんかった。(了)

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コメント5

ブラッキー :

まいどです。
コメント遅れました、ブラッキーです!
こないだのイベントは無茶無茶楽しかったですな!
あんなイベントまたしたいなーまたしたいなーまたしたいなーと林プロデューサーにお伝えください。

しかしbabaさんとステージに上がっていると、20歳若返った様な気がするのは、学生時代のあの濃い思い出たちのせいなのか?

BABA :

>みーこ さん

変な時間設定でホント申し訳なかとです。
次回は…(あるのか?)…ぜひ!


>tamaさん

遠方よりのお越し、まことにありがとうございました!
会社を休んでも女房も質に入れても、行く価値あり! ほのぼのアットホーム・トークショーの後は、殺伐落車シーンの阿鼻叫喚! 見事な構成でした。

次回も…(あるのか?)…ぜひ!


>なすなかにし さん

>実は途中ちょっと寝てしまった

いえいえ。なすなかにし さんの言いたいことはよくわかります。
『OVERCOMING』上映中にのんびり寝てしまうほど、上映前のトークがあまりにもスリリングで面白すぎた! …ということでしょ? いやー、それほどでもー。

やっぱり次回も…(あるのか?)…ぜひ!

なすなかにし :

11日しか行ってない不届き者です。
でもめちゃおもろかったです!
とか言いながら実は途中ちょっと寝てしまったなんて事は内緒です。

いや、でもホントおもろかったです。

tama :

ばば さま

こんばんわ。
先日のメトロ大学での上映会ではお疲れ様でした。
ブラキッド父の流暢な突っ込み満載の司会&一人上下サイクルジャージで静かに話すダンデー馬場さんの素敵なコンビ。
ニコニコと相槌上手なタクヤさん、ホントは凄いのにやたら腰の低いイイ人野寺氏。(←トークも上手でした。)
皆様のお陰でめくるめく夜を過ごさせて頂き、有難うございました。m(uu)m

しかしあの、『マイヨ・ジョーヌへの挑戦』という映画。
落車・落車・落車の連続で、観ながら「あいたたた・・・。」と悶絶しながら身体の色んなところを押さえてしまう映画です。

小さな会場だったからこそのアットホームな雰囲気に、絨毯に横になりながら観ている方もいらっしゃいました。
クイズ大会の静かな盛り上がりと、”若いお嬢ちゃんに弱いオジサマ達”がホノボノとして楽しめました。

また機会がありましたら、会社休んで行っちゃいます。
次回も楽しみにしております!

みーこ :

いく!と決めていたのですが、右京区のサラリーマンに平日6時メトロは辛かったです。
でも、またこんな企画があったら参加したいです。

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