00_power

2005年シマノ鈴鹿レースレポート (その2)

人が多い。多すぎる! レース前のアップなんて出来ません、だって場所がないねんモン。どうしよ。もうあかんかも知れん。でも真夏だから体を温める必要はそもそも無かったのでした。あー助かった。

suzuka1.jpg
(スタートを今か今かと待ちわびる私とyamada氏)

コースが狭いレースコースの場合にはスタートの時点で自分がどこにいるかはかなり重要だったりするのですが、矢鱈に幅が広い鈴鹿サーキットのことですのでそんな心配はするだけ無駄です。このように私はしゃくしゃくの余裕を見せつつ(誰に)スタート地点に向かったのでした。

余裕しゃくしゃくだなんて書いてはみましたが、どうしても緊張してしまう私は内心ドキドキっとしていましたし、真夏だというのに指先も冷たくなっていました。こればっかりは仕方ありません。むしろ緊張に呑まれるよりもこのアドレナリンをレースで勝つためのパワーに向けることに専念することが大事です。

もう少しでスタートする段階となってレース前のアナウンスに耳を傾けますと、おや! 「2周目と4周目にスプリント賞があります」とか、「○周目と○周目に山岳賞があります」 って言ったような言わなかったような。そんな話初めて聞きましたよ。目の前に立っていた知らない人をツンツンっと突いて 「ねえねえ、スポンジボブって知ってる?」 とは尋ねずに 「もしもし、スプリント賞ってあるんですか?」 と問いました。 「ええ、あるらしいですよ」 とその人は親切に教えてくれました。うおー! 俄然やる気が出てきました。 何か知らんけど、とにかく2周目か4周目にスタートラインを先頭で通過したら良いモンがもらえるんやな。2か4。2か4。2か4。何度も自分に言い聞かせました。

そうこうしているうちに、パアーン! と号砲が高らかに鳴ってスタートしました。いよいよです。 いつものことながらパチンっとペダルとシューズを合体させた途端あの緊張はどこへやら、宇宙の彼方に飛んで行ってしまいましたことでございましたよ。 

レースが始まると私はいつも 今日も頑張るぜ! と心の中で思います。ときどき周囲のみんなに聞こえるように 「頑張るぞー!」  と言ったりします。周りからは 「アイツ何を大きな声で言っとんねん、頭、大丈夫か?」 と思われている可能性がありますけれど心配はいりません、何てったって私はK都大学の大学院を出ているのですから偏差値の勝負ではそう簡単に負けへんよ負けたくても負けられへんよ、なんてことは一瞬たりとも思わずに、いまはみんなで自転車のレースをしてんのやから偏差値なんて全く関係あらへんし、このレースに勝てるんなら偏差値が30だろうが70だろうがどうでも良いことだよ、と余裕しゃくしゃくの私がひとりペダルをこぎます。

レースが始まって3分くらいすると、だいたい自分がそのレースにおいてどんな感じかがわかってきます。強いのか弱いのか。今日はイケるのか、それともイケないのか。そして徐々に周囲のことも少しずつ分かってきます。今日ご一緒に走らせていただく皆様方はどのような人々なのか。落ち着いているのか、落ち着きが無いのか、うまいのか、下手なのか。

【本日の分析結果】
今日のレースの私・・・・集団にはついて行けるだろうが、少ししんどい。弱いヤン、僕。
今日のレースの皆様方・・・ヤバイ、下手すぎる! (注:エラソーにすみません、全体的に下手だと申しているのであって、同じレースを走っておられた貴兄が下手だと言っているわけではありませんのです)

分析結果を手にしたら次はこのレースで勝つためにはどうしたら良いのかを具体的に考えるステップに入ります。そうです、レース中は次の日に知恵熱が出ちゃうくらい考え事で頭がいっぱいです。・・・つづく。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL

コメント5

パワー :

OG-K さん、

>次は気の迷いでロードレースも出るかもしれませんので

そうですか、その時には是非、買って下さいね!
まちごた。勝って下さいね!

OG-K :

>どうしてなんですか!!!

どうしてなんでしょうか?そういえばそうですね。
少し考えて見ますわかりました。

つまり以前は、僕にとっての自転車レースとはMTBのレースのことで、
ロードバイクはそのトレーニング用の乗り物だったからです。
何かの間違いで去年初めてヒルクライムに出てから、すっかり味をしめてしまいました。

次は気の迷いでロードレースも出るかもしれませんので
powerさんのレポートをしっかり読んで予習しておきたいと思います。

パワー :

skdさん、こんにちは。

私も思い出しました。あのレース会場で初めてskdさんにお会いしたんですよね。
「私はオープン4のビリでゴールしました」
とskdさんが仰っているを聞いて、あ、かっこいい。
と思いました。何でも頭を取るのは大事なことですよね。

冗談じゃなく、ビリには良い思い出があります。前のことになりますが、大学の時に私が2度目に出場した学生のレース(個人ロードという試合です)で、私は必死に走ってなんとかビリでゴールしたんです。当時、私の大学ではロードレースの試合で完走できる選手は殆どいなかったので、ものすごーく嬉しかったんです。

そして、ビリというものは先頭と同じくらい注目を集めます。ゴール前で浴びた歓声は忘れられません。

skdさん、ビリでよかったですね!


OG-Kさん こんにちは。
記事upの応援ありがとうございます!
OG-Kさんはロードレースに出場されたことが無いんですね?
どうしてなんですか!!!

OG-K :

ロードレースに出たことのない僕にとっては、
powerさんのレポートだけが全ての真実です。
続きをめっちゃ楽しみにしています(^-^)

skd :

ぱわーさん、こんにちは。久しぶりの記事投稿、次の展開に期待しています。

記事にあるこのレースはおそらく「オープン3」だと思います。
私は先にスタートする「オープン4」で走っていましたが、
めちゃくちゃ調子が悪く、ゴール前でオープン3の先頭集団に抜かれ、
結果ビリになった記憶があります。なかなかできない体験です。

私がゴールした際、「○位!○○○選手!」とパワーさんの本名が会場アナウンスで聞こえました。
○の中は次の記事で…

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。